イギリス引越後にしたことMEMO
イギリスに引っ越して来てから、ゆっくりながらもなにかとやる事多くて一ヶ月ぐらいは毎日どっかに連絡したり出かけたりしてて、電話での連絡や確認事項がとっても苦労しました。かなりおっくうです。
電話は当初夫にお願いしたりして(日本人妻そのまんまでしたがw)、人にもよりますけども数ヶ月もすれば電話でのやりとりにも慣れてきます。アポイントやコンファメーションなど日々の英語のやりとりは「慣れ」に尽きるのでがんばってトライしてます。あと「アァン?」って分かんないとき言われて、それが凹みます。
イギリスは本当に多国籍文化。いろんなアクセントの英語を話す人たちがいます。バスや電車の中で電話で話すのは当たり前ですが、ロンドンに住んでいると不思議と英語がなかなか聞こえてきません。イギリスやいろんな国の訛りがあってほんとに分かりづらいです。イギリスアクセントはAが(ai)って北訛り、15(フィフティーン)を50(フィフティ)って言いますのでほんとにわかりにくいです。
引っ越して来たら、、、なども登録関係はここにアーカイブとしてまとまってますが、電話で問い合わせないといけないことも多く夫に確認を頼んだりしましたけど、わたしがやった登録関係をまとめます。2011年11月の入国時の情報です。この国は法律がちょくちょく変更しますのであしからず〜。
1)NI numberの登録
ナショナルインシュランスナンバー
各種税金の支払い、資産登録などの支払いはこの番号ですべて管理されますし、仕事を始めて課税される住民税の支払い時に必要なのでこっちに引っ越してきたらすぐにやっておいたほうが楽です。
まずJob centre plus(こちらでいう職安みたいなもの?)に電話、登録用のフォーマットを依頼したら郵送されてくるフォームに基本情報を記入、同封の封筒で返信するとNIナンバーが郵送されてきます。番号が書かれた原本をなくしたらとても面倒っぽいので大事に保存しておきましょう。
2)NHS番号の登録
National Health Service番号
イギリスではGP(General Practioner)と呼ばれるホームドクターの診察を受けた後に、受けられる診察と医者(病院)が決まります。緊急のときはすぐに病院でみてもらえますが、NHS番号がないと素早くみてもらえないし、登録にもアポ、問診、検査、などで時間がかかるのでイギリスに引っ越して来たらすぐに登録に行く事をおすすめいたします。図書館などで近所のクリニックのリストがもらえます。
わたしは家族が全員でお世話になっているクリニックに登録に行きました。
登録の予約をする際に問診票を渡されます。登録の日時に問診票を持ってクリニックで看護士の方が自分と家族の病歴などを順番にPCに登録、身長、体重、血圧の測定をし、必要であれば後日健康診断を手配してもらえます。
わたしは健康診断を受けてから渡英しましたが、念のため子宮がん検診、マンモグラフィ、血液検査を希望しそれぞれ検査を受けました。これが時間がかかり全部終わるまでに1ヶ月ぐらいかかりましたけど。こちらの人はそんな対応してもらえないらしく、ラッキーでした。
わたしの担当医はイギリス人女性ドクター、心強い!これからはこのエリアに住む限り、このドクターにみてもらうことになるそうです。
こちらの医療制度は賛否両論ですけど、自分が希望する方法ありきの医療手当を無料で受けるシステムは日本で一般的な医者がアレンジしながら受けていく治療と根本が違いますが、なかなか思うようにスムーズに治療をしてもらえないことで悪名高いNHSです。
イギリスもいままさしく抜本的な医療制度、その他の政策がめまぐるしく変化している真っ最中でいろんな削減をやっています。これにより患者が受けるであろう悪影響が懸念されていますし、、、こわいよー
3)在留届
イギリスに住んでますーっていう登録をインターネットでできます。在外選挙登録も同時にする人が多いみたいですが、忘れました…
登録するとメールなどでいろんな情報がもらえます。イギリスはメールで国内のテロ、デモ、警報、交通、渡航に関する情報がけっこう頻繁に送られてきます。
4)運転免許証の書き換え
イギリスは3年以上を予定する長期滞在者は現地運転免許への書き換えが必要です。日本で国際免許証を発行したら1年で書き換えが必要なので、どっちがいいか迷いましたがせっかくなのでイギリスの免許証を申請、取得しました。三ヶ月は日本の運転免許証が使えるって噂を聞いたのですが、ほんとうなんでしょうか…
書き換えには大使館発行の書類が必要なので、まず大使館で「自動車運転免許証抜粋証明書」を発行してもらいます。その書類を持って、いざ手続きへ。免許の書き換え申請書は郵便局に置いてあるので、その書類を記載する。そのほかに証明写真、パスポート、日本の運転免許証、を持っていざ手続きへ!
テニスで有名なウィンブルドンにあるDVLAという免許センターで手続きをしました。
海外の免許からの習得は55ポンドかかりました。小切手を郵送して来所しなくても発行手続きができます。わたしは暇だったのでおもしろ半分で手続きに出かけました。お金握りしめて行ったら書類発行としてプラス5ポンドかかるというのがどこにも書かれてなかったので文句いいましたが、却下されました。
で、トリッキーなところが、日本の運転免許証を申請の際に預けなければいけないのですが、必ずしも返却されるとは限らないということが大使館でもDVLAでも公言されていて、ほんとバッキャローって思います。
公的な機関なのに、返却が約束されないってどういうことやねん!!!ってほんとにこの国の闇のひとつなんですけどまじでびっくりですよね。
5)銀行口座の開設
イギリスでは仕事を始めるまで銀行口座がひらけません。学生はさぞかしこの国で生きづらいはずです。
ですがお金持って出歩くのは危ないし怖いので銀行口座は生活には必要!ってことでJoint accauntと呼ばれる夫婦名義の銀行口座をつくりました。
Joint accauntは夫の別アカウントとして一つの口座を二人がシェアできるもの。(月の最低取引金額£500だったかな?でも大して関係ないみたいですが)入出金が自由で、それぞれの名前のチェックブックとデヴィットキャッシュカードがもらえます。うちは日々の買い物用にこれを使っていてめちゃ便利です。
夫婦揃って銀行の窓口のアポをとり、住所や質問に答えてシステムに登録するのにかなり時間がかかります。ですが仕方がありません。かなり細かい質問があって個人情報を銀行が持ってるって怖いなーと思ったりした。
仕事が決まったら自分の口座が開けます。証明は要りません。わたし採用の手紙持っていったのに要らないって言われたからね。なんやねん…